こんにちは、忍壁です。

昨日飲み会までかなり時間があったので、「ひぐらしのなく頃に」を見に行ってきました。

一応、原作は一通りやってあるんで話はまあ、分かるんだけど、う～ん。

以下感想。
ネタバレになるので続きで。

☆キャスト

主人公の圭一役の目がはじめから病んでる感じがして、原作の熱血さが皆無。
あと、ヒロインをじっと見つめるシーンが多々あり、それが何か気持ち悪い。

ヒロイン達は全体的にミスキャスト。
レナ役の子の目の下のクマが気になる(笑)

☆演出・カメラワーク

会話してるシーンが多いのですが、顔が近すぎ。
さらに、バストアップや、顔のアップが多過ぎ。もうちょい引いて撮って欲しい。見てて暑苦しい。
顔は一番感情表現ができる部位だけど、役者の表情が希薄なのが残念。
もうちょいまわりの空間を使った方がいいんでない？

あと、全体的に演出過多。
グロきゃいいってもんじゃない。

スモーク出したり、「嘘だ」って画面に文字出したり、漫画チックで少々興ざめ。実写なんだからさあ…。
夢オチを繰り返すのは…。

これは続編次第だなぁ。これが導入部だってこともあるけど。

それにしても、「分からない方はゲームやって下さい」って言う制作側はどうよ？
つまり、映画だけで作品を完成させる気がないのか。
昔、絵コンテの授業で「ご想像におまかせします」はタブーと言われました。
制作側のごう慢だそうです。
自分たちの作品に説得力がないばかりに、視聴者に補完してもらおうなんて…ってことらしいです。

でも、突っ込みどころ満載の方が同人にとっては嬉しいんだけどね(笑)